ニキビが出来やすい場所は? | ニキビが出来る場所別の原因と治し方

ニキビというと、一般的には顔にできることが多い傾向にあります。

ただ、ニキビは皮脂の分泌が多いところにできますので、顔のみならず全身にできる可能性は十分にあります。

顔以外にも背中にできたり胸のあたりにできることがあるという方も多いのではないでしょうか。

実は、これらの部分も皮脂の分泌が比較的多い場所であるということを知っている方は意外に少ないと思います。

今回は、ニキビができやすい場所、それぞれの原因や対処法などについて解説していきたいと思います。

ニキビが出来やすい場所

ニキビができやすい場所と聞いて思い浮かべるのは顔ではないでしょうか。

もちろん顔にニキビができることが最も多いので間違ってはいませんが、顔の中でも特にできやすい場所があります。

髪の毛の生え際やTゾーン、鼻に頬、口周りにニキビができることが多く、白ニキビや黄ニキビ、赤ニキビなどできるニキビもいろいろです。

また、背中やおしり、胸元にもニキビができることは決して珍しくはありません。

さらに皮脂の分泌が多い頭皮にもニキビができることもあります。

このようにニキビは、お尻から上、特に上半身にできやすいという特徴があり、それは上半身は皮脂腺が多いこと、皮脂の分泌が想像以上にあるということから、ニキビができてしまいます。

Tゾーンにニキビができる原因とTゾーンニキビは洗顔で予防できる

顔の中でも特にTゾーン、おでこと鼻のラインは皮脂の分泌が多いという特徴があります。

皮脂腺が発達しているのでそれに伴ってニキビもできやすくなっているのですが、ホルモンバランスが乱れていたりするとできることが多いと言われています。

また、前髪が当たってしまうと、それが影響して菌が付着しTゾーンにニキビができてしまうこともあります。

  • 前髪がおでこにかからないようにする
  • 食生活を見直す
  • 睡眠を十分にとる
  • ホルモンバランスが乱れないようにストレスを溜めないようにする

これらに気をつけて生活することでTゾーンのニキビを予防することができます。

また、洗顔をしっかりと正しい方法で行うことでTゾーンの余分な皮脂を取り除くことができます。

かといって、一日のうちに何度も洗顔をする必要はありません。朝と晩の2回、正しい方法で洗顔をするだけでも十分です。

 

Uゾーンにできるニキビの原因とUゾーンのニキビは保湿ケアが大切

Uゾーンにできるニキビは、ホルモンバランスが乱れてしまうことでできるのが原因と言われています。

ストレスや冷え性などが原因となってニキビができることもあります。

頬杖をついて顔を触る頻度が多くなると、それに伴って雑菌が繁殖しニキビができることもあると言われています。

また、洗顔料などが顔に残っている状態でもニキビができてしまうこともあります。Uゾーンは特に、洗顔しているつもりでもできていないことが多い傾向にあるため、ニキビができやすくなってしまうのです。

また、角質層が乾燥していることでもUゾーンにニキビができることも少なくありません。ケアをしっかりと行っているつもりでも、Uゾーンは抜けてしまうことが多い傾向にあるため、しっかりと保湿できていないために乾燥しニキビができやすくなってしまいます。

なので、特にUゾーンはしっかりと保湿をすることが大切です。乾燥によるニキビは保湿でほぼ予防することができます。

 

背中ニキビの原因と治し方

顔以外にできるニキビで多いのが背中です。

背中ニキビの原因は、いくつかの原因が重なって起こることが多いと言われています。

背中は意外にも皮脂の分泌が多いこと、しかしながら、お手入れが行き届かなく肌が乾燥し背中にニキビができてしまうこともあります。

さらに、睡眠不足やストレス、精神的に不安定になっていたりすると背中ニキビができることもあります。

強いストレスが自律神経である交感神経を活発にしてしまいます。

交感神経が活発になると男性ホルモンの分泌が多くなり、ホルモンバランスが乱れてしまいます。

男性ホルモンは皮脂の分泌盛んにするという特徴があるため、それにより毛穴が皮脂でつまってしったり詰まった毛穴の皮脂が酸化し痛みを伴うニキビが発生することにつながります。

ニキビが小さいうちに治ってくれることもあれば、徐々に大きくなって悪化してしまうことも少なくありません。

菌が増殖し炎症を起こし、自然に治るのにも時間がかかったり場合によってはニキビ跡となって治ることもあります。

背中ニキビは、どんなニキビができたのかによって医療機関を受診する必要がでてきますが、ニキビができたらとにかくいじらないことが大切です。

また、毛穴が皮脂でつまらないようにお風呂に入ったらしっかりと洗うようにしましょう。

また、ボディソープやシャンプー、コンディショナーなどの洗い残しも背中ニキビの原因となるので、しっかりと洗い流すようにしましょう。

近年はノンシリコンシャンプーなどが誕生していますが、ノンシリコンタイプは毛穴のつまりがシリコンが含まれるシャンプーに比べると少ないと言われているため、背中ニキビができやすい方はノンシリコンシャンプーなどお肌にやさしいものを取り入れるのも一つの方法です。

 

まとめ

ニキビと一口にいっても、できやすい場所というものがあります。

ニキビができる場所によって、それぞれ対策の仕方、予防の仕方、改善の仕方も変わってきます。

ただ、共通して言えるのが皮脂の分泌が多いことで毛穴に皮脂がつまってニキビができるというところですので、余分な皮脂はしっかりと落とすということが大切です。

ただ、皮脂はお肌を外的な刺激から守ってくれる役割も担っていますので、皮脂の落としすぎは逆に乾燥によるニキビを発生させる原因となってしまいます。

必要な皮脂を残しながら、余分な皮脂を取り除いていく、そして乾燥によるニキビを予防するために保湿を行っていくことが大切です。

また、ニキビはホルモンバランスが乱れることでもできることが多いものです。

ストレスを溜めない、規則正しい生活を送る、バランスのとれた食事を心がけることで、顔はもちろんのこと、背中や胸元にできるニキビも予防することは十分に可能です。


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