思春期ニキビと一口にいっても、できる時期や期間、年齢は人それぞれ異なります。早い人では小学生から、多くは中学生、高校生あたりからニキビができやすくなります。
皮脂の分泌が多くなるTゾーンを中心にできることが多い思春期ニキビですが、思春期にできるニキビはその時期が過ぎればできなくなることがほとんどです。
しかしながら、思春期というのはだいたいいつからいつまでのことを言うのか、疑問に思われている方も多いのではないでしょうか。
あまり長いとその期間ずっとニキビの悩みを持つことになるわけです。
そこで、今回は思春期ニキビはいつからいつまでのことを言うのか、思春期ニキビについて詳しく解説していきたいと思います。
思春期ニキビはいつまでのことを言う?
男女で変わる思春期、男子の場合は小学校高学年、女子の場合は小学校の中学年頃からが思春期に入ると言われています。
年齢でいえば、男子は11歳、女子は一年ほど早い10歳ころからが思春期です。
もちろん思春期には個人差がありますので一概には言えませんが、始まる時期は男女で異なるものの、だいたい思春期が終わるのが高校生までとされています。つまり、年齢にすると18歳です。
ということは、18歳くらいまでの間にできるニキビを一般的には思春期ニキビと呼ぶことになります。
ただ、20歳くらいまでは成長ホルモンが盛んなので、20歳くらいまでは皮脂の分泌による毛穴のつまりが原因でニキビができやすい状態になっています。
なので、18歳以降、20歳くらいまでできるニキビも、思春期ニキビと呼んでもいいかもしれません。
ホルモンのバランスがまだ整わない時期でもあるため、ニキビが大変できやすい状態です。
誰にでも起こりうる思春期ニキビではあるものの、思春期ニキビは正しい方法でケアを行っていくことで予防したり抑制したり、改善することは十分に可能です。
思春期ニキビを治すには洗顔が大事
思春期ニキビの大きな原因は、ホルモンバランスの乱れにより起こる皮脂の過剰分泌が大半を占めます。
なので、皮脂の分泌が過剰になってしまうのを予防したりニキビができないように工夫することで、思春期ニキビを抑制することができます。
その方法の一つとして挙げられるのが洗顔です。
ただ単に顔を洗えばいいというわけではなく、正しい方法で洗顔をすることが大切です。
皮脂の分泌が過剰になっているのを洗顔で洗い流してあげることで、ニキビの原因となるアクネ菌の増殖を防ぐことができます。
特に思春期ニキビは洗顔をしっかり行って洗い流してあげることでできにくくすることは十分に可能です。
大人のニキビと違って思春期ニキビの原因のほとんどは、皮脂によるものなので、洗顔一つで変わることは決して珍しいことではありません。
思春期ニキビのニキビ跡は治るのか
思春期ニキビというのは一つだけではなく、たくさんできるのが特徴です。
なので、ついつい触ってしまうことも多くなりますし、つぶしてしまうこともあります。ただ、つぶしたところでキレイに治るかといえば、ニキビ跡になってしまうことが多いですから、いじらないに越したことはありません。
ニキビ跡はなかなか元の状態に戻ることができません。 しかしながら、紫外線によるシミとは違って、ニキビ跡というのは時間はかかりますが徐々に薄くなって目立たなく、場合によっては消えてくれるものもあります。 ですので、思春期ニキビも仮にいじってニキビ跡になってしまったとしても、数ヶ月、もしくは年単位なら薄く目立たなくなってくれる可能性は十分にあります。 肌が再生する力を補う、また十分に発揮することができるようスキンケアにも力を入れてみるといいかもしれません。
薄くなってくれるニキビ跡ではありますが、いじらないに越したことはありません。ニキビ跡ができてしまったらそれまでなのです。
色素沈着を起こしやすい肌質の方もいます。
そのような方は特にいじらず、洗顔やスキンケアでニキビが早くよくなるようにしていくことが大切です。
まとめ
いかがでしょうか。思春期ニキビというのは一定の期間にできるニキビを指すことがおわかり頂けたと思います。
この時期にできるニキビは、大人のニキビと違ってちょっとしたケアや工夫でできにくくすることは十分に可能です。
思春期はいろいろな部分で一番成長する時期です。なので、ニキビができやすいからと言って過度なスキンケアをしたり食事制限をしたりすると逆効果となってしまったり、違った部分でトラブルが発生してしまうことも多くなります。
ですので、スキンケアに力を入れてニキビをできにくくする方が成長期に向いています。
もちろん、バランスのとれた食事や規則正しい生活を送るというのは基本中の基本ではありますが、思春期にできるニキビはそれに適した方法を取り入れることで、かなり抑制することもできます。